ミサイルフィーバー


ゲーム名称ミサイルフィーバー (MISSILE FEVER)
メーカー株式会社 太陽自動機
製造年昭和59年 (1984年)
本体寸法幅:330mm、奥行:295mm、高さ:750mm
使用電源AC100V 50/60Hz
コインセレクター(10円)旭精工製 730−A
コインセレクター(メダル)旭精工製 730−A

ミサイルフィーバー

 小型メダルゲーム機というと、まず「ジャンケンマン」を思い浮かべるが、 このゲームはジャンケンマンより前に作られ、 ある程度ヒットした小型メダルゲーム機のパイオニア的存在である。
 ゲーム内容は、賭けたところにLEDが止まるとメダルが払い出されるルーレット式である。 また、ラッキースポットにLEDが止まると、賭けたところ全てがあたりになり、 さらにフィーバーゲームもできる。
 太陽自動機はこのゲームを発売後も、小型ゲーム機を作り続けたが、 現在ではゲーム機の製造開発はしておらず、業務はゲーム機械商社を主としている。

ゲーム盤面

 ゲーム盤面のアクリル板に印刷されたイラストは、経年による変色も少なく、奇麗な状態である。
 ルーレットタイプのゲームは、各シンボルをバラバラに配置するのが現在でも主流であるが、 このゲームの特徴は、同じシンボルをひとまとめに配置しているところである。

コインセレクター

 10円とメダルのコインセレクターは旭精工の730−A。 硬貨のコインセレクターが10円と100円の両方が搭載される前の世代のゲーム機である。
 ジャンケンマンのヒット後、10円と100円のコインセレクターを搭載したゲーム機が主流となる。

LED

 LEDと7セグの単純構成である。 作られてから20年近く経っていても、切れているLEDがない事には驚かされる。

操作パネル

 シンボルの上のLEDが賭けた枚数を示し、それぞれのシンボルには2枚まで賭ける事ができる。
 押しボタンをもう少し子供向けゲーム機らしい品物を使って欲しいところである。 たくさんのボタンを配置するレイアウト上、仕方なかった事なのか。

払い出し口

 筐体の下にぶら下がるように突き出ている払い出しユニット。 今見ると無骨なデサインであるが、その無骨さから当時の小型化への苦労が伝わってくる。
 払い出し口の左上にあるスピーカーからは、効果音が発せられる。

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(C) 駄菓子屋ゲーム博物館 2003