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駄菓子屋ゲームとは?

 駄菓子屋ゲームとは何か?
 駄菓子屋ゲームとは、文字通り駄菓子屋の店頭に設置されているゲーム機である。
 それでは、デパート屋上のゲームコーナーやゲームセンターのゲーム機との違いは何か?
 明確な違いは無く、同じゲーム機が駄菓子屋とゲームセンターの双方に設置されている事もある。 ゲーム機メーカーも、駄菓子屋専用として作っている事はまず無い。
 それだと、どれが駄菓子屋ゲームで、どれが駄菓子屋ゲームではないのか?
 明確に線引きするのは難しいのだが、駄菓子屋に設置されているゲーム機は傾向として、 小さなスペースでも設置可能な直立型筐体で、10円くらいの小額で遊ぶゲーム機である事が多い。 その事は、駄菓子屋ゲームの代表格「新幹線ゲーム」や「ピカデリーサーカス」にもいえる共通点である。 それとは逆に、テーブルタイプのビデオゲームや体感ゲームが置いてある事はまず無い。
 駄菓子屋ゲームかどうかの区分が難しいゲームもあると思うが、極論を言ってしまうと 「ああ、このゲーム、駄菓子屋で見た事ある」という感覚があれば駄菓子屋ゲームという事になる。


方向性

 インターネット上のホームページは、その性質上、情報の発信がメインである。
 そして、博物館というところは、展示品を展示しているだけという事になりがちである。
 このホームページでは、展示品を展示するだけの一方通行ではなく、 掲示板や投票所などを使って、見に来てくれた方々にも、参加して楽しんもらう、 インターラクティブなホームページにしようと思っている。


目的

 駄菓子屋ゲームはその性格上、機械が嫌う風雨に曝される悪環境で使用される事が多い。 その事が機械の故障の原因になり、寿命も短くする。
 故障したゲーム機は修理されれば、また駄菓子屋の店頭に復帰し、直らなければ廃棄される事になる。 そう、捨てられてしまうのである・・・
 故障して稼がなくなり、場所ばかりとるゲーム機を、とっておく者などいない。
 海外では古いスロットマシーンやゲーム機を、アンティーク品としてとっておく習慣があるが、 日本ではあまりそういった習慣が無い。
 このホームページは、近所の駄菓子屋でゲームの面白さを最初に教えてくれたゲーム機達を展示、紹介、研究し、 後世に伝えるための保存活動を目的とする。 そして、廃棄されようとしているゲーム機を、一台でも多く残せればと切に思う。


 将来的な夢は、実物のゲーム機を展示した「駄菓子屋ゲーム博物館」を開館したいと思っている。 懐かしのあのゲームに、実際に触れて遊べるのである。
 ただ、現実的には展示品であるゲーム機数も個人のコレクションのレベルであるし、 博物館としての継続的な運営と採算を考えると、夢のまた夢かもしれない。


ご協力のお願い

 もし、このホームページを見た方で、処分に困っているゲーム機、 あるいは、廃棄しようと思っているゲーム機がありましたら、是非とも当館に寄贈して下さい。 寄贈して頂いたゲーム機は、大切に保存します。
 ただ、現状は個人レベルで保存活動をしている都合上、大型の物は保管場所の問題もあり、 涙を飲んでお断りする場合もある事をご了承ください。


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(C) 駄菓子屋ゲーム博物館 2003